マンションの防災連絡・災害時の連絡体制のつくり方
地震、台風、大雨——災害はいつ起こるか分かりません。マンションでは、停電・断水・エレベーター停止など、災害時に居住者へ伝えるべきことが数多く生じます。この記事では、管理組合がつくっておくべき防災連絡・災害時の連絡体制を解説します。
災害時にマンションで必要になる連絡
災害が起きると、管理組合は次のような連絡を求められます。
- 停電・断水・ガス停止などのライフラインの状況
- エレベーターの停止・点検の予定
- 給水車の手配や、給水ポイントの案内
- 建物の被害状況や、立ち入り制限の周知
- 居住者の安否確認の呼びかけ
これらを、紙の掲示や回覧で間に合わせるのは困難です。
平常時の備えが体制をつくる
災害時の連絡体制は、いざというときに用意しても機能しません。平常時の準備が肝心です。
- 連絡手段を一つに決めておく — 「災害時はこの方法で連絡する」と決め、居住者に周知しておきます。手段が複数あると、どこを見ればよいか混乱します。
- 居住者を事前に登録しておく — 連絡手段に居住者を登録しておかないと、災害時に届けられません。日常のお知らせ配信を通じて、平常時に登録を済ませておきます。
- 平常時から同じ手段を使う — 普段から使っている連絡手段でなければ、災害時に見てもらえません。日常の連絡と防災連絡を同じ手段に統一しておきます。
掲示板アプリを防災連絡に使う
掲示板アプリは、防災連絡の中心として使えます。
- 一斉に届く — お知らせを登録すれば、全居住者のスマホに同時に情報が出ます。
- 外出先でも確認できる — 居住者が在宅していなくても、スマホで状況を確認できます。
- メール通知で気づける — 重要な連絡はメール通知を併用し、確実に届けます。
- 記録が残る — 災害時の連絡経緯が残り、後からの確認や次への備えに役立ちます。
緊急連絡のしくみ全般については「マンション管理組合の緊急連絡・連絡網のつくり方」もあわせてご覧ください。
安否確認をどう行うか
安否確認は、各戸の状況を一度に集めるのが理想ですが、まずは「呼びかけて、応答してもらう」だけでも有効です。掲示板アプリで安否確認の呼びかけを配信し、無事な居住者に反応してもらえば、応答のない住戸を絞り込めます。可能な範囲から始めることが大切です。
まとめ
災害時の連絡体制は、平常時の準備で決まります。連絡手段を一つに決め、居住者を事前に登録し、日常から同じ手段を使っておくこと。掲示板アプリを日常の連絡から導入しておけば、そのまま防災連絡の基盤になります。
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